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カラス対策

[2014年7月18日]

カラス対策

カラスの害でお困りのみなさまへ

 みなさんは、カラスに対してはどのようなイメージがありますか?

 ごみをあさる、ふん害がひどい、声がうるさい、集団でいると気味が悪い…など、誰しもあまり良いイメージはないかもしれません。

 しかし、それだけ悪いイメージが強いということは、私たち人間と身近な関わりを持つ生き物なのです。

 身近な生き物であるカラスのことをまず知ってから、カラス対策を考えましょう。

➀カラスってどんな生き物?

 それでは、知っているようで意外と知られていないカラスについて、見ていきましょう!

 

 私たちが普段「カラス」と呼ぶのは、実は「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」の2種類を指します。

 「ハシ」とは、くちばしのことで、2種類を比べてくちばしが太めなのが「ハシブトガラス」というわけです。

 外見上はなかなか見分けがつきませんが、住んでいる所・食べ物・習性など、次のような違いがあります。

ハシブトガラスとハシボソガラスの違い
カラスの種類 鳴き声 ・鳴く姿勢元の生息地 行動  歩行方法 おでこ
 ハシブトガラス 尾を上下に動かし、澄んだ声で「カァカァ」 森林・山地 木の上が多い はねることが多い でっぱる
ハシボソガラス  頭を上下させながら、「ガァガァ」「グワララ」 草原(上記以外) よく地上におりる 2足で歩くことが多い なだらか
「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」

見分けるのはちょっとむずかしいかもしれませんね。

ハシブトガラス
ハシボソガラス

 

 また、カラスはとても頭が良い生き物です。食べ物を木の上や石の下などに隠しておき、食べ物が少ないときに食べる習性があります(これを貯食といいます)。つまり、自分が隠した場所をおぼえているということです。そして、とても子煩悩で、生涯同じ相手と連れ添います

 カラスは雑食性で、植物・果実・昆虫・小動物から、動物の死体まで何でも食べます。いわば自然界の掃除屋でもあるわけです。こうしたことからカラスは、人間のそばでたくましく生きているといえます。

➁カラスに威嚇(いかく)されたり、攻撃されたら

 カラスは非常に警戒心が強く、賢い生き物です。むやみに攻撃してくることはありません。それどころか、自分たちが安全と思う距離よりも近づこうとはしないのです

 ただし、子育ての時期(3~7月)だけは別です。卵やひな鳥を守ろうと、巣に近づくものに必死で追い払おうとしているだけなんです。人もカラスも親となれば同じなんですね。追い払うためにも、すぐに攻撃してくることはありません。まずは何度も「威嚇(いかく)」をしてきます。「これ以上巣に近づくと、攻撃するぞ」と知らせているのです。それでも巣に近づいたりすると、最終的に攻撃してくるわけです。

ハシブトガラスが行なう威嚇から攻撃まで

 とはいうものの、攻撃されてはたまりませんよね。攻撃を避けるためには、以下の方法で対処してください。

 

  ● 何よりも巣に近づかないことが一番です。

  ● 後ろから頭をねらってきますので、帽子をかぶったり、かさをさしたりして防ぎましょう。

  ● 卵を産まないうちなら、巣を撤去してもOKです。巣のある場所が自分の土地でないのなら、管理者に相談しましょう。

    (卵のある巣を撤去する場合には、県知事の許可が必要です。)

カラスの巣

中には、ハンガーを巣作りに利用していることもあります。

➂ごみをあらされて困るんだけど…

 カラスはエサを求めてごみ集積所へ集まってきます。しっかり管理していないとごみ袋をつついて中身が散乱…なんてことはぜひとも避けたいものです。

 カラスは学習能力の高い生き物なので、集積所にごみが集まってくることを知っています。そして、視覚がとても発達していて、なんと紫外線まで見えてしまうそうです。紫外線はエサとなる肉や果実などにあたると反射するので、袋の中のえさもすぐに見つけてしまいます。人間にとってはごみでも、カラスにとってはごちそうに見えるわけです。

 しかし、目がとてもよいかわりに、においにはあまり敏感ではありません。カラスは目でえものを探して生きている生き物です。

 そこで、下のような対策をしてはいかがでしょうか。

  ● エサとなる生ごみをできるだけ減らす。

  ● 集積所で清掃や分別などの管理を徹底する。

  ● 生ごみの入っている部分がカラスから見えないように、ごみ袋の置き方を工夫する。          など

➃カラスを捕まえたいのですが

 カラスに限らず、すべての野生鳥獣は鳥獣保護法によって、許可なく捕獲することは禁止されています。

 また、たとえ許可されたとしても、市街地では銃器の使用が制限されるなど、駆除することは難しいですし、他の方法で駆除したとしても、一時的に数が少なくなるだけです。カラスの行動範囲は10キロメートル程度あり、カラスがいなくなった地域ができれば、別の地域からカラスはやってきてしまいますので、根本的な解決にはならないのです。

➄カラスとの付き合い方は?

 ここまで、カラスの生態とあわせていくつか対処法をお伝えしてきました。巣の撤去もカラス自体の駆除も、全体からするとなかなか効果的ではありません。

 

 生き物が生存していく上で必要な要素が3つあります。

 この3つの要素をカラスに当てはめて、対策を検討しましょう。

カラスが生きていく上で必要な3つの要素
 3つの要素 まちの現状 対策
 食べ物があることごみなど、エサが豊富

エサとなるものを減らす

・生ごみの減量

・集積所の管理の徹底

・他の動物への餌付けをしない

・ペットフードの管理

・農作物の管理

 2 子孫を残せること巣作りできる場所がある巣作りする木の剪定を工夫する
 3 安全であること天敵が少ない大型のワシ・タカの仲間を守る

 ※ 食べ物はごみだけではありません。むやみに野良猫や野鳥へエサを与えると、それをカラスが奪ってしまうことがあります。

    安易な「餌付け(えづけ)」はやめましょう。 

➅最後に

 カラスも生き物です。毎日精一杯生きています。動物の死体を食べることで片づける、木の実を食べることで種子を遠くへ運んでくれる、ネズミなどの有害鳥獣や農作物に被害を与える害虫などを食べるなど、自然界の一部として生きているだけですが、人間にとって良い影響を与えているのも事実です。

 ただ、人間のそばには、自然界に存在する以上に食べ物があふれています。その上、生活範囲が重なるため、トラブルに発展してしまうことが多いのです。

 

 カラス対策の根本は、「食べ物」です。

 まずは、エサとなる生ごみなどの「食べ物」をまちから減らしていきましょう。

 

 生ごみの減量など、一人ひとりができることから少しずつでも始めてみませんか?

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