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国内180の城・城下と比較

 世界遺産に登録するためには、類似する資産と比較して、彦根城の価値を明らかにする必要があります。平成28年度には、国内の類似資産との比較研究に取り組みました。

 私たちが考えている彦根城および関連資産の価値は、「城を中心に発展した江戸時代の都市構造や機能を、江戸時代のままの姿で総体的に示している」ということです。このような価値を明らかにするために、江戸時代の日本に存在した、180の城・城下との比較を行いました。

 比較する構成要素は、(1)天守、(2)櫓・門、(3)御殿、(4)庭園、(5)藩校、(6)侍屋敷、(7)足軽屋敷、(8)町家の8項目としました。これらは、城・城下の構造や機能を説明する上で欠かせない要素です。
 (1)天守は城の中心となる建造物で、(2)櫓や門がその周囲を守っていました。(3)御殿は、城主の居館であるとともに、統治の拠点となった施設です。統治を担った武士は、(4)庭園で教養を高め、(5)藩校で学問と武芸を学び、統治者としての資質を高めようとしました。このような施設を中心に(6)侍や(7)足軽といった武士が集住し、(8)武士の生活を支える町人も集まり、城下が形成されました。城下では、身分や社会的役割によって同心円状に居住地が決められていました。

 これらの構成要素について、国内180の城・城下を調べた結果、すべての構成要素が揃って残っているのは彦根だけであるということが分かりました。彦根城とその関連資産は、日本で唯一、江戸時代の城・城下に必要な要素を江戸時代の姿を残しながらすべて揃えており、その都市構造を総体的に説明できる資産群なのです。

 報告書のPDF版を掲載しましたので、詳しくはそちらをご覧ください。

国内類似資産の比較 8つの構成要素

8つの構成要素から、「城を中心に発展した江戸時代の都市構造・機能」がわかります。

報告書「国内の類似資産との比較研究」

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