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ダニ媒介感染症について

[2017年8月25日]

ダニ媒介感染症について

 ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。人が野外作業や農作業、レジャー等でこれらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。

 

ダニが媒介する感染症

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気です。主な症状は発熱と消化器症状で、重症化することもあります。

 2013年3月4日には、感染症法に定める4類感染症に指定され、届出が義務づけられました。指定後に全国で確認された患者の数は194名となっています。患者は全て、石川県以西の西日本を中心に発生しており、滋賀県でも県内で感染が確認された患者が発生しています。(平成28年7月1日現在)

 ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する病気です。日本では1993年以降北海道において発生が確認されており、2017年8月には国内4例目の患者が発生しました。

 

マダニに咬まれないように注意しましょう

 特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。

 草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。服は、明るい色のもの(マダニを目視で確認しやすい)がお薦めです。

 虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。また、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認してください。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。

 

マダニに咬まれた場合

 マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。

 吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。

 

厚生労働省ホームページ「ダニ媒介感染症」

滋賀県ホームページ「ダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」

 

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