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学校教育課



彦根市立城西小学校
 
学校の特色

   本校は明治26年に開校し、111年の歴史と伝統をもつ学校です。 校区には国宝彦根城があり、運動場から天守閣を間近に望むことができます。学校教育目標に「城のこだまにこたえ……」と唱うなど彦根城は「城西っ子」の誇りでもあります。昭和60年代から、本町地域を中心とした『町並みづくり事業』が進められ、伝統的な町並みを残しつつ、『夢京橋キャッスルロード』として生まれ変わりました。このように、城下町を中心に歴史環境、文化環境、自然環境に恵まれた地域です。
 一方、地域では少子高齢化が進み、児童数も緩やかな減少傾向にあります。
〔子ども・学校・地域のよさを生かした体験活動の推進〕
   城山は、歴史・文化遺産はもとより、樹木、草花、昆虫、野鳥等自然の宝庫としても子ども達の学ぶ意欲を喚起し、課題追求に十分応えられる活動の舞台です。子ども達は、観察、採集、調査、情報収集等の体験活動を繰り返す中で自ら考え、実感し、確かな学びの力をつけてきています。
城西学区の生き物マップを作ろう
《3年こだま学習
「城西学区の生き物マップを作ろう」》
   校区の南を芹川が流れ、西には琵琶湖を望むことができるなど、彦根城博物館や市立図書館などの文化環境と併せ、自然に恵まれた環境にあります。「琵琶湖の日」の取り組みでは、琵琶湖岸の様子を目で見、感じることで、身近な環境に対する意識を高め、それぞれが環境に主体的に関わろうとする意欲を高めながら、湖岸の清掃活動を展開しています。
琵琶湖岸清掃活動
《琵琶湖岸清掃活動》
   校区内に設立された特別養護老人ホームの方々との交流も始めました。高齢者との交流体験活動を核とし、福祉施設で働く人々のお年寄りへの関わり方を学ぶ中で、自己の生き方を見つめ、人としてのよりよい生き方を探る学びを深めています。
6年こだま学習「福祉・ボランティア
《6年こだま学習「福祉・ボランティア」》
〔豊かな心、豊かな人間関係を育む〕
   子ども達が主体的に取組み満足できる学級や学年集団、および異年齢集団による活動や清掃活動、全校一斉読書活動等、曜日ごとに内容を工夫した「朝の生き生き活動」を展開しています。読書活動は保護者ボランティアによる本の読み聞かせを月2回進め、子ども達の読書への関心意欲を大いに高めています。
「朝の生き生き活動」本の読み聞かせ
《「朝の生き生き活動」本の読み聞かせ》
   近隣の保育園児・幼稚園児との交流活動も積極的に展開しています。高学年が直接園に出向き、園児と遊んだり、製作活動をしたりしながら、異年齢による直接的なふれあいの場を工夫しています。1年生の生活科では、「秋のフェスティバル」に園児を招待し、秋の木の実や木の葉で作った遊びを存分に楽しんでもらう活動にも取り組んでいます。
1年生活科「あきがいっぱい」
《1年生活科「あきがいっぱい」》
 
 
校内研究
(1)研究主題
『自ら学び、ともに生きようとする心の育成』
〜かかわりの豊かな体験活動を通して〜
 
(2)主題設定の理由
   「生きる力」の中核としての豊かな人間性は日々の生活を心豊かに生きることによって涵養されていくものです。この心の豊かさを考えるとき、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の充実を抜きにしては成し得ません。人と人とのかかわりの希薄さや複雑化が進み、社会体験、自然体験の不足、規範意識の低下がみられる中で、児童相互、児童と教師のかかわりをより望ましいものにし、自然や社会とのふれあいの中で児童の内面に根ざした道徳的実践力を育てていかなければならないと考えます。道徳の指導の充実は心の指導の充実に他ならず、これは、すべての教育活動の根幹をなすものです。
 本校では、これまでから生活科や総合的な学習の時間、特別活動等で「びわ湖」「芹川」「彦根城域とその周辺」といった校区にある身近な場を活動の舞台にした体験的な学習を仕組んできています。例えば「びわ湖」では湖岸での清掃活動、水環境の変化と自分たちのくらしを探求する活動、「芹川」では魚をはじめとする水生生物の探索活動やプランクトン調査、「彦根城域とその周辺」では全校縦割り班での“城山ウォークラリー”や城の歴史を調べる取材活動、“キャッスルロード”などで進められている人にやさしい町づくりの実地調査などです。
 このように、地域の自然、文化、人々とのふれあいを通して、自ら感じ、考え、主体的に行動する力やともに生きようとする心を培おうとしてきました。また、目の前にある事象や事物にふれ本物の重み、すばらしさを体感し、心を動かすことで新たな課題追求への意欲を高めていく姿を生み出そうとしてきました。
 自分の課題に主体的に取り組む学習活動は児童にとって他の人や自然や社会との関わりの中で自分というものを見据えたり見つめたりする機会となるものです。また、個々の活動を支え課題に向かう力となっているのが児童相互の温かいかかわりでもあります。そのため、体験活動を「自らの学び」「ともに」「かかわりの豊かさ」という視点から、児童にとって心に響く活動となるよう検討を重ねてきました。
 平成16・17年度は、文部科学省、彦根市教育委員会の指定を受け、「児童生徒の心に響く道徳教育推進事業」の推進校として、「自ら学び、ともに生きようとする心の育成〜かかわりの豊かな体験活動を通して〜」を研究主題とし、子どもたちに実感のある学びや確かな学力、また、他者とのかかわりの中で自己確立に向けた育ちをと願いつつ、道徳教育の研究実践を本校教育の中核に位置づけ研究を進めてきました。平成18年度も道徳教育を中心に、2年間の研究を踏襲しつつ質的な深まりと場の広がりをめざした研究を進めていきたいと思います。
 
(3)研究の内容
   道徳の時間と体験活動を関連させ、道徳的実践力を育てるための道徳の時間の指導法の工夫・改善と道徳的実践の場としての体験活動の充実を通して、自ら学び、ともに生きようとする心を育てます。道徳的価値の自覚や道徳的実践力の形成の観点から2年間の成果と課題をふまえ、本校の道徳教育をより確かにすることをめざし「道徳の時間」を核として児童の道徳性の向上を図ります。特に、本年度は地域社会や学校家庭が一体となって子どもの心の教育にあたれるように、家庭地域社会との効果的な連携について研究を深めます。
【研究主題の実現のために】
[1] かかわりの豊かな体験活動の拡充
[2] 心に響く道徳の時間の充実
[3] 家庭地域社会との連携・協力を密にした教育の推進
 

→学校経営管理全体計画

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